
人は目に見える嫌がらせより、存在そのものを認めてもらえない、認識されないことの方が辛く感じるとの事。
もし職場に無視されてしまっている人がいたら、放っておかずに簡単でも声をかけることで多少なりとも救われるのかもしれませんね。
陰口を叩かれる、仕事の妨害などのいじめにあうより、存在を無視されることの方が仕事への不満が高まり、健康を害すまたは辞職する確率が高まることが分かっています。
「何も良いことを言うことがなかったら、口をつぐむべき、というように私たちは誰かを無視する方が社会的に好ましいと教えられているのです」とこの調査を実施した加ブリティッシュコロンビア大学ザウダービジネススクールのサンドラ・ロビンソン教授。
しかし、実際は疎外されることのほうががその人にとっては自分の価値を否定されつらいことだといいます。
あからさまな無視にあっていなくとも、疎外感を感じている人は仕事への満足度も低く、早く辞めたいとの気持ちもかなり高くなり、健康面でも支障をきたすことが多いとの結果が出ています。
また、別調査の結果ですが、職場でいじめにあっている女性の半分以上は同姓から嫌がらせを受けているといいます。これは英国で2万3,000人の女性と2,000人以上の男性を対象としたこの種の調査では最大規模の調査結果。
この記事にコメントする