
見るからに具合の悪い状態は相当なダメージが蓄積されてしまっている証拠。
不調が表面化する前に、舌の状態をチェックすることによって適切なケアができるといいですね。
■「正常な舌」ってどんな舌?
正常な舌は、ふっくらと柔らかく、赤ちゃんの舌のように舌全体がきれいなピンク色(淡紅色)で、適度な湿り気があって、動きも滑らかです。舌には、先述の舌苔を透して舌全体が見えるくらいの、うっすら薄い白色の苔(コケ)がのっている状態が理想とされます。
■「お疲れ女子の舌」ってどんな舌?
<「色」が教えてくれるカラダの不調編>
●「白っぽい」:貧血気味、疲れやすい、虚弱体質、体の冷え
●「赤みが強い」:体の水分不足、発熱、精神疲労
●「暗赤色、紫色、斑点がある」:ドロドロ血液、肩こり、腰痛、生理痛などの血行障害
<「形」が教えてくれるカラダの不調編>
●「大きくて分厚く歯形がある」:水分や脂肪が体内に溜まっている、胃腸の不調
●「薄い」:栄養不足
●「歯形がある」:水分過剰によるむくみ、胃腸の不調
●「軟らかい」:抵抗力が低下している
●「亀裂が入っている」:体の水分不足、唾液の分泌が少ない、ストレス過多
■「お疲れ度」は舌のコケと裏側でも分かっちゃう!
<舌苔の色>
●「黄色い」:食べ過ぎ、発熱
● 「黒っぽい」:極度な体力低下、高熱、抗生物質の長期摂取
<舌苔の厚さ>
●「厚くて真っ白」:胃腸障害(不消化物が溜まっている)、冷え
●「薄くてほとんどない」:水分不足、アレルギー体質
<舌の裏の静脈>
●「太く浮き上がって青く見える」:肩こり、腰痛、生理痛などの血行障害
<舌の動き>
●「舌を出す際に舌が震える」:気疲れ
朝、起きたばかりだと舌には舌苔という白い苔がついています。健康状態であれば朝食を食べると消えますが、胃腸の調子が悪かったり寝不足で疲れがたまっている時などは残ります。チェックしてみてください。
舌の先端が赤い
→高血圧や睡眠障害が起こる
異常に赤い、舌苔は黄色っぽい
→感染症にかかり発熱、肺炎などの症状
色が青紫、舌苔は舌の奥部分が黄色(斑点の時も有り)
→心臓病や狭心症など循環器系に病気の疑い
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